今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
エコアクション21の認証・登録を計画していますが、その準備の進め方がよく分からず、専門家の支援が必要です。準備のための費用をできるだけ抑えたいと考えていますが、そのための公的助成施策を教えて下さい。
エコアクション21の認証・登録は、専門家が無料で支援します。
エコアクション21は、環境省が推進する中小事業者向け環境マネジメントシステムで、2004年の開始以降、認証・登録事業者数は7,700社を超えます(2016年7月現在)。認証・登録事業者は、ロゴマークの使用、グリーン調達を推進する大企業との取引拡大や、建設事業者の入札時の加点(大阪府は2014年からスタート)、食品リサイクル優良事業者、優良産廃処理業者の認定時の加点などのメリットがあります。
2015年12月に、温室効果ガス削減に向けた世界的枠組みである「パリ協定」が採択されたことを踏まえ、日本では、2016年5月に「地球温暖化対策計画」が閣議決定されました。エコアクション21は、その中でも事業者に対する重要施策として位置付けられ、国としては今後、さらに普及させる方針です。
上記の背景から、エコアクション21の認証・登録を希望する事業者に対する国の助成施策は以下の2種類があり、いずれも事業者は専門家による支援を無料で受けることができます。
①自治体イニシアティブプログラム・関係企業グリーン化プログラム
自治体(市区町村)または中核となる企業、団体が参加し、呼びかけを行うことにより、エコアクション21の認証・登録をめざす事業者を募り、地域事務局と審査人の協力のもと実施される集合研修で、審査人による講義と、少人数による直接指導を受けることができます。
②環境省エコアクション21 CO2削減プログラム補助事業(Eco-CRIP)
エコアクション21審査人から選抜された支援相談人による訪問支援で、5回の訪問支援を受けるなど規定の要件を満たせば、支援費用は無料となります。
詳細は、以下の地域事務局までお問い合わせ下さい。
地域事務局大阪(TEL 06-6543-1521)、大阪技術振興協会(TEL 06-6444-4798)、大阪府中小企業団体中央会(TEL 06-6947-4373)。