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ITビジネスを起業する際に留意する重要ポイントを教えてください?
3つの基本項目を押さえ、事業の継続性を確認しましょう。
ITの進化により、気軽にネットビジネスに参入する事業者が多くなりました。今を時めくGoogleやHP、アップルも、元をただせば小さなガレージ零細企業からスタートしたもので、今や世界的な企業へと成長しました。現在では、IT技術が世の中に深く浸透し、起業家にとってもITビジネスへの参入障壁は一段と低くなってきています。IT起業する場合、準備・検討すべきことは様々にありますが、プリミティブな段階としてまず最初に確認しておいていただきたいことがあります。それは次の3つの基本項目です。
①その提供価値(事業内容)を買ってくれる顧客が見えているか?
②誰かに簡単に真似されないか?
③今後のITの進化に伴って発展性があるか?
新規事業のフィージビリティ(実現可能性調査行為)の際には様々な視点や検討項目がありますが、その初期段階としてまずは客観的に上記の3つの視点から自己評価をしてみてください。
ITビジネスと言っても、テクニカルなもの、サービス的なもの、オペレーション的なもの等様々な態様・形態が考えられますし、その可能性は無限大と言っていいかも知れません。今やちょっとしたアイディアが商売になる時代。それがチャンスでもあるし、リスクかも知れません。時にチャンスとリスクは裏腹です。特に③は、ITという分野に非常に関連する項目です。③に関してある程度の自分なりのストーリが書けること、持続的に利益を上げて事業継続ができること、がITビジネス起業時の重要ポイントでしょう。
ITビジネスのフィージビリティの初期段階として、上記の基本項目3つを埋めてみてください。