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抗疲労・癒しプロジェクト

巨大産業への成長が期待される「抗疲労・癒し」市場



◆ 「抗疲労・癒し」市場はどの程度の規模か
・ここでいう「抗疲労・癒し」市場とは、疲労測定・診断、栄養補給/滋養強壮/食養生・デトックス、リラクゼーション/自律神経・ホルモンバランスの回復、メンタルヘルス/ストレス・マネジメント、人間工学等に配慮した疲労予防環境、睡眠改善、玩具、癒し・疲労軽減グッズ等をさし、既存の健康食品・サプリメント、フィットネス、健康機器・グッズ、あんま・マッサージ・鍼灸・整体・リフレクソロジー等の徒手療法などの健康産業から、家電、輸送機関、オフィス家具、ファシリティ・マネジメント等までの幅広い産業を横断的に含む。それらの範囲から、リラゼーション効果等が期待される分野、疲労緩和・人間工学的配慮がなされた商品・サービスを切り出して積み上げた。



※1.各種アンケート調査から、各業種における利用目的のうち「リラクゼーション」「疲労回復」等の回答割合で按分した。

※2.総務省「家計調査」における二人以上の世帯の健康・美・癒し関連消費支出(栄養剤、他の医薬品、健康保持用摂取品、他の保健医療用品・器具、整骨(接骨)・鍼灸院治療代、運動用具類、ペットフード、動物病院代、他の愛がん動物・同用品、園芸品・同用品、他の教養娯楽サービス、理美容サービス、理美用品の合計)の1995〜2007年の伸び率を2020年値に当てはめて算出した。

※3.2007 年度:総務省統計局「国勢調査」、2020 年度:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18 年12月推計)」

※4.「抗疲労・癒し」概念の普及率と考え、業種全体の市場に、現在の加工食品に占める「抗疲労・癒し」志向の健康食品、健康志向の一般食品の割合(6.6%)、または、その半分(3.3%)を乗じて算出した。

※5.市場規模は、景気、人口(総数・若年者数・高齢者数)・世帯数、高齢化の進展状況、健康志向、行政による新たな施策等のマクロ的要因や各業界のミクロ的要因等によって、大きく影響を受けることが考えられる。

・その結果、現在(基準値2007年度)の「抗疲労・癒し」市場は約4.9 兆円と推計される。同市場はテーマ別市場なので業種別市場との単純比較はできないが、これは清涼飲料水市場(約5兆円)や介護サービス(約5.1兆円)と同程度、化粧品市場(約2兆円)の2倍以上にあたる。

・将来(基準値2020 年度)の同市場は、前提条件によって約12兆円または16兆円と推計されるが、これは現在の鉄道市場(約12兆円)と同程度かそれ以上、自動車産業(約60兆円)の20%-25%にあたる。

「疲労」について

◆ 疲労とは

脳の調整力の失調(自律神経、ホルモンバランス、免疫系の乱れ)によって心身の機能が低下する結果、様々な能力や動作等が低下した状態と考えられている。
同様な状況下で同様なストレスを受けても、個々人の感受性の差によって、疲労の度合いは大きく異なるという。

◆ 疲労の定義

「疲労」とは「身体的あるいは精神的負荷を連続して与えられたときにみられる一時的な身体的および精神的パフォーマンスの低下現象」と定義できる。
「パフォーマンスの低下」は「身体的および精神的作業能力の質的あるいは量的な低下を意味する。

*(参考)疲労の科学(文部科学省科学技術振興調整費 消費者ニーズ対応研究『疲労および疲労感の分子・神経メカニズムとその防御に関する研究』班 http://www.hirou.jp/

◆ 疲労とストレスの関係

疲労と混同されがちなのがストレスだ。しかし、実際には、原因と結果の関係にある。
・つまり、様々な“ストレッサー”によって“ストレス(反応)”が蓄積されることで機能低下が起きる現象を“疲労”といい、その疲労を感知(自覚)すると“疲労感”が生じるということになる。

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