実際の介護現場を見学して、リアルなニーズを開発に活かす!
医療依存度の高い要介護高齢者が増加することが見込まれている中で、医療・介護の現場では、人員不足という問題を抱えながら、介護士・看護師によるケア・医療行為等の質の維持が求められています。厚生労働省の「介護現場での看護と介護の役割等に関する調査研究事業」によると、ケア・医療行為などの業務、特に緊急時、異常の早期発見・早期対応が負担となっている傾向があり、その負担増による、他の業務への影響が懸念されていることが報告されています。
そこで、本研究会では介護現場の声を直接お聞きし、ニーズを抽出しながら、介護・福祉支援における最新の研究動向を踏まえて、技術シーズを有する機器開発企業やサービス提供企業を中心に、「介護現場の省力化」をキーワードに、新規の事業化の可能性を検討します。
さらに、実際の介護現場の声を届けるために、老人ホーム「グッドタイム リビング」を展開しているオリックス・リビング株式会社様の協力により、介護現場の視点からのアドバイスを行ないます。
スケジュール
【第1回目】 現場の声とニーズ
■日時:2013年2月18日(月) 14:00〜16:00
■場所:グッドタイム リビング 香里ケ丘
施設内で行われる介護サービスの様子を見学するとともに、現場で働く方々の意見を聞き、介護現場が抱える課題を明らかにし、ICT技術/RT技術を利用することで解決できるニーズを洗い出していきます。
◇14:00〜15:00 施設見学
◇15:00〜16:00 意見交換会
【第2回目】 講演 「看護工学分野における最新の医工連携研究動向の紹介(仮)」
■日時:2013年3月5日(火) 14:00〜15:30
■場所:新産業創造推進室
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻山田憲嗣特任教授による、現在の看護工学分野における医工連携研究動向についてご紹介するとともに、現在の取り組みを聞き、最新のシーズ技術について情報共有をはかります。
◇14:00〜15:00 講演
◇15:00〜15:30 質疑応答・ディスカッション
【第3回目】 個別相談会
■日時:2013年3月中旬以降(別途個別調整)
■場所:新産業創造推進室
座学で得た知見や介護現場で求められているニーズを踏まえた上で、コーディネーターとオリックス・リビング株式会社様による、個別相談を受け付けます。
*ご相談内容によっては、対応できない場合がございますので、ご了承ください。
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コーディネーター
有限会社パーソナル・テクノロジー 代表 坂本俊雄 氏
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ご注意
●本研究会の目的は、ICTやRTを導入し、介護現場のニーズに応え、新規介護サービスの事業化を目指したプロジェクト組成にあります。そのため、現在、既に開発された介護福祉関連機器、介護サービス事業を保有している方、試作機を開発している方、企画をお持ちの方が対象となります。それ以外の方のご参加はお断りさせていただく場合がございます。
●第1回のご参加について、施設入居者への配慮から、発熱や咳などのかぜ症状がある方や、下痢や発疹など体調不良の方は、参加をお断りすることがございます。
また、施設入館の際の手の消毒やマスクの着用をお願いすることがございますので、ご協力いただきますようお願い致します。
●施設の都合(ウイルス性の疾患の蔓延等)により、第1回の開催の日時を変更することがございます。
以上をご了承の上、お申し込み下さい。
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