【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成

No.12142

開催日時 2011年9月28日(水) 13:30-18:30
開催日時補足 2011年9月28日(水)
13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/

オープンラボラトリー
概要

産学官連携を目指す“出前”研究室

 大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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テーマ

メインテーマ(第44〜49回):
『大阪市立大学 複合先端研究』

 2007年10月に大阪市立大学の理系3研究科(理学,工学,生活科学)を横断する研究者で構成される「複合先端研究機構」(理系共同研究新機構)が設立され,“都市圏におけるエネルギー・水・生態系の健全な循環・活用”に関する最先端の研究を行っています。第44回以降のオープンラボラトリーでは,この複合先端研究の内容を紹介します。
 第48回は複合先端研究機構のAグループによる戦略課題「次世代エネルギーの開拓と産業応用」について最新の研究成果を出前します。


第48回テーマ:
「Solar to Fuels(太陽光からの燃料生成)拠点形成」

 大阪市立大学複合先端研究機構が誇る世界最先端の光合成研究を核に,地産地消可能な次世代型太陽光燃料(“Solar to Fuels”,水素やメタノール等)を生産するため,『天然・人工ハイブリッド光合成モジュール』の開発が進められている。このモジュールは,天然光合成タンパク質と無機あるいは金属酸化物触媒とのハイブリッドで構成するもので,太陽光エネルギーにより,水素の発生,更には水と炭酸ガスからメタノール等の燃料合成の実現を目指している。オープン・ラボラトリーでは,本事業の成果として,最近本学で発見された光合成酸素発生タンパクの構造の全容解明と光合成初期過程の光物理を中心に複合先端研究機構Aグループが目指す姿を紹介する。今まで謎であった,エネルギー変換過程の解明を軸に,一挙にSolar to Fuelsをなしとげる計画で複合先端研究機構の総力を挙げてCO2の燃料化に取り組んでいる。

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発表内容

■13:30〜13:40
開会挨拶
産学官連携推進委員会委員長  大島昭彦

本日のテーマについて
複合先端研究機構Aグループリーダー 橋本秀樹


■13:40〜14:25
『植物が創る太陽電池』
複合先端研究機構教授 橋本秀樹

 光合成系は,生命が38億年の歳月をかけ創成した,地球上における最高の光エネルギー変換機関です。光合成色素が蛋白質に支えられて,ナノメートルスケールの空間に規則正しく配列した,色素蛋白複合体構造が,その機能発現に密接に関係しています。この色素蛋白複合体は生命維持の目的のために最適化されたバイオナノデバイスと呼ぶことができます。実際に光合成反応では,捕らえた光エネルギーを使って電子を発生する,つまり太陽光発電が行われています。自然が創造した太陽電池の構造と機能,さらには人為的に色素構造を改変した人工のバイオ太陽電池の創成について話題提供したいと思います。

■14:25〜14:35  質疑・討論  大島昭彦

■14:35〜14:45 休憩(10分間)

■14:45〜15:30
『安価な金属錯体を用いたSolar to Fuel 触媒の探索』
複合先端研究機構 機構長 木下 勇

本研究機構では太陽光エネルギーから直接燃料を取り出す事を目的としているが,このためには変換されたエネルギーを何らかのエネルギーの形で取り出さねばならない。天然系では複雑な酵素反応の組み合わせでこれを行っている。人工的にはこれを単純な触媒によって行いたいが,従来ルテニウムや白金が,対応する触媒として研究されてきたが,これらは典型的なレアメタルで、実用化のためにはより安価な金属を用いる事が望まれる。今回このような働きをする金属錯体の探索について紹介いたします。


■16:35〜16:50  質疑・総合討論      大島昭彦

■16:50〜16:55  
産学連携推進本部の活動紹介
新産業創生研究センターコーディネーター 渡辺敏郎


■16:55〜17:00
総括・次回テーマについて・閉会挨拶
産学官連携推進委員会委員長 大島昭彦


■17:00〜18:30
交流懇親会

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過去のオープンラボ
ラトリーのテーマ

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。


【最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)】

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

(18)『材料の"知的機能"とその応用』
第39回:環境浄化と材料
第40回:複合材料
第41回:欠陥を見つける・調べる・利用する

(19)『画像処理と表示』
第42回:画像認識と処理技術
第43回:3次元画像表示技術

(20)『大阪市立大学 複合先端研究』
第44回:大阪平野の地盤・地下水環境
第45回:地下水の浄化と有効利用
第46回:空から降ってくる光と熱を大都市・大阪にどう活かす?
第47回:海と陸から見る臨海都市・大阪の生態系評価と環境対策

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ご注意

※交流会に参加される方は必ず下記にチェックをしてください
※お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
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    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。

キャンセルについて

  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

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