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【セミナー】日本人の1/3が悩む「ロコモティブシンドローム」予防ビジネスの可能性

No.10828

対象 ・医療・介護関連機器開発メーカー サービス事業者
・機器販売等の商社
・自社の技術を医療・介護分野 製品 サービスにつなげたい方
開催日時 2010年8月31日(火) 16:00-18:00
開催場所 大阪産業創造館6F会議室E
定員 80名
 満席になり次第、締め切ります
講師 ●独立行政法人国立病院機構 大阪南医療センター 院長 
社団法人日本整形外科学会 副理事長 医学博士 米延 策雄 氏
●大阪大学大学院 医学系研究科 
運動器医工学治療学 寄附講座教授 医学博士 菅野 伸彦 氏
料金 無料 
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
TEL:06-6264-9911 FAX:06-6264-9899 E-MAIL:ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

●イベント内容についてのお問合せ先
ロボットラボラトリー
〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3-1600
大阪駅前第3ビル16階
TEL:06-6347-7877 FAX:06-6347-7875
4,700万人、日本人の1/3が悩む「ロコモティブシンドローム」
その予防ビジネスの可能性を探る!


昨今、様々な業界で対策商品が生まれている通称「メタボ(メタボリックシンドローム:内臓脂肪症候群)」と同等に注目を集めつつある「ロコモ(ロコモティブシンドローム*1:運動器症候群」)」をご存知でしょうか?

日本国内で、現在、4,700万人が該当するといわれる「ロコモ」*2。
「メタボ」が脳卒中や心筋梗塞に繋がることで恐れられているのと同様、「ロコモ」は寝たきりに繋がる状態として危惧されているものです。
10年後には、700万人と推定されている要介護者を減らすために、予防対策となる運動機器、運動プログラムなどの製品やサービス開発が求められています。
今後、同分野に新たなビジネスのチャンスがあると考え、ロコモの基礎知識や現状、サービス・機器開発の可能性を紹介するセミナーを開催します。

予防医療分野、介護、医療機器分野の機器開発、販売をされている事業者の方、同分野に興味のある方は是非ご参加下さい。

*1ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
主に加齢により、身体活動を担う運動器(筋・骨格・神経系の総称)の障害のため、移動能力の低下をきたして、要介護となる危険の高い状態をさす。
ロコモティブシンドロームに含まれるおもな疾患としては、骨粗鬆症、変形性関節症、関節リウマチ、脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、腰部脊柱管狭窄症などがある。

*2日本国内で、現在、4,700万人が該当するといわれる「ロコモ」
平成21年に 東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター関節疾患総合研究講座/臨床運動器医学講座の調査による推定人数。

【調査レポート】
Yoshimura et al.: Prevalence of knee osteoarthritis, lumbar spondylosis, and
osteoporosis in Japanese men and women: the research on osteoarthritis/
osteoporosis against disability study. J Bone Miner Metab 27:620 - 28, 2009

プレスリリースはこちらをご覧下さい。

参考

ロコモティブシンドローム予防関連で今後の開発が期待できる製品・サービスの一例
■ 歩行解析 姿勢解析システム
■ ロコモ予防 運動プログラム 及び 運動支援機器  等

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プログラム

16:00〜17:00
【基調講演】
「運動器疾患が招く、国民病 ロコモティブシンドローム」
独立行政法人 国立病院機構 大阪南医療センター 院長 
社団法人 日本整形外科学会 副理事長  医学博士  米延 策雄 氏

超高齢社会のわが国の現状とロコモ予防の必要性、そしてその手助けとなりうる、「医療分野でのテクノロジー導入の考え方」などについてご講演いただきます。

17:00〜17:45
「ビジネスの視点から見るロコモティブシンドローム」
大阪大学大学院 医学系研究科 
運動器医工学治療学 寄附講座教授 医学博士 菅野 伸彦 氏

ロコモ予防で必要とされるサービス・機器開発などのヒントや医療現場での医師と企業とのコラボレーション事例を紹介いただきます。 
(企業事例紹介 株式会社ビーアイテック)

17:45〜18:00
質疑応答

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講師プロフィール


独立行政法人国立病院機構 大阪南医療センター 院長 
社団法人 日本整形外科学会 副理事長 医学博士 米延 策雄 氏

1973年大阪大学医学部医学科卒業後、大阪大学整形外科に入局。関連病院での研修を経た後、79年大阪大学整形外科助手となり、手の外科、脊椎外科の研究を行う。81年アメリカミシガン州立大学に研究員として留学、その後アメリカケースウエスタンリザーブ大学(オハイオ州)に移り、脊椎外科の研究に従事する。84年に大阪大学整形外科講師、96年に助教授となり、コンピュータ支援外科などの開発研究を行う。99年には主任研究員として日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業「外科領域を中心とするロボティックシステムの開発」に従事し、手術ナビゲーションロボットや骨折整復支援ロボットの開発を行う。2001年から国立大阪南病院副院長、09年に国立病院機構大阪南医療センター院長。また、日本コンピュータ外科学会副理事長(2004年〜)や日本整形外科学会副理事長(2007年〜)を勤める。

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大阪大学大学院 医学系研究科 
運動器医工学治療学 寄附講座教授  医学博士  菅野 伸彦 氏


1985年大阪大学医学部卒業後、大阪大学整形外科入局。同大学院にて、骨の血流や人工関節について研究し、カスタムメイド人工股関節や再置換術用特殊人工股関節カップを開発。95年より、米国ヒューストンにて、骨格の3次元形状解析研究を行い、帰国後多施設共同研究で、日本人の股関節の正常から形成不全までの3次元形状解析を行い、2003年米国股関節学会賞を受賞。そのデータベースから日本人の骨格形状に適合し、世界最大の可動域を持つ機能性に優れた人工股関節を開発。また、手術の精度向上のための手術ナビゲーションを開発し、ロボット手術の導入などを手掛ける。05年から2007年には経済産業省の医療機器評価指標ガイドラインのナビゲーション医療分野開発WGおよび厚生労働省の医療機器審査ガイドラインWGにて、ガイドライン策定事業に参画。07年より特許庁の医学アドバイザーも務める。現在、産学協同シーズイノベーション化事業で、カーボンファイバー複合材を応用した人工関節やインプラントを開発中。

注意事項

※注意事項※

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    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
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