【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】環境浄化と材料|イベント・セミナー申込画面|大阪産業創造館

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【大阪市立大学「オープンラボラトリー」】
環境浄化と材料

No.09589

開催日時 2009年8月18日(火) 13:30-18:30
開催日時補足 2009年8月18日(火)
13:30〜17:00(※17:00〜18:30 交流会)
開催場所 大阪産業創造館6階 会議室AB
定員 90名
 満席になり次第、締め切ります
申込締切日 満席になり次第締め切ります
料金 無料 
※交流懇親会参加の場合は2,000円必要
お支払方法 当日受付にてお支払い
お問合せ先 大阪産業創造館イベント・セミナー事務局
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
大阪産業創造館13階
TEL: 06-6264-9911 FAX: 06-6264-9899 E-MAIL: ope@sansokan.jp
受付時間:月〜金 10:00〜18:00 (祝日除く)

もしくは

大阪市立大学新産業創生研究センター
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138(インキュベータ内)
TEL: 06-6605-3468 FAX: 06-6605-3552
E-MAIL: sangaku-ocu@ado.osaka-cu.ac.jp
http://www.osaka-cu.ac.jp/cooperation/rcii/index.html

【重要なお知らせ】

【重要なお知らせ】新型インフルエンザに伴うイベントの開催について

詳細はこちら をご覧ください。

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オープンラボラトリー
概要

産学官連携を目指す“出前”研究室

 大阪市立大学大学院工学研究科は、産業界、社会との活発な交流を通して、大学における基礎研究のさらなる発展を期するとともに、有機的な「産」・「学」・「官」のパートナーシップを築き、萌芽的、挑戦的な応用研究の開拓によって、大阪市を中心とする地域に密着した新しい産業の創生と育成、都市大阪の再生に積極的な役割を果たすことをめざして、「都市・環境」、「新エネルギー」、「ナノ領域マテリアル・バイオ」、「IT活用」などの重点研究部門についての最新の研究成果、これまで培ってきた基礎研究の成果を、“出前”研究室という形で広く社会に発信します。

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テーマ

メインテーマ(第39〜41回):
『材料の“知的”機能とその応用』

知的材料とは、センシング(検知する)機能、プロセッシング(考えて判断する)機能、そしてアクチュエーション(行動する)機能の3つの要素を備えた次世代の材料です。生物のようにインテリジェンスを持った知的材料の開発によって材料の信頼性と機能を飛躍的に向上させることができます。

また、これまでの環境の汚染、資源の枯渇などの物質文明の「負」の遺産を払しょくするためには、安全という"下敷き"の上に、よりよい機能をもった材料の創成と開発が要請されています。

今回、『材料の"知的"機能とその応用』をメインテーマとして、真に豊かな夢のある材料開発の一端をご紹介いたします。

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発表内容

■13:30〜13:35
開会挨拶
産学官連携推進委員会副委員長 大島 昭彦


■13:35〜14:55
「環境浄化用選択的分子吸着材料」
機械物理系専攻(知的材料工学講座・材料物性工学) 教授 横川 善之

「三尺下れば水清し」という言葉のように川には自浄作用があります。河川水の流下に伴い、溶存有機炭素などの濃度は低下し、水はきれいになる。自浄作用は物理的、生物学的作用が組み合わされています。物理的作用は、沈殿やろ過によるものであり、生物学的作用は、微生物による分解、除去によります。このような作用に対し、水処理では化学的に安定で機械的特性に優れる材料が膜分離材として利用され、微生物担体材料により生物学的処理の高効率化が図られています。前者の物理化学的手法は効率面では優れるものの、省エネの点で生物学的手法に劣ることが指摘されています。近年、より効率的な生物的処理が可能な分解酵素活用方法が注目されており、その選択的吸着材について紹介いたします。

■14:55〜15:05 質疑・討論 司会:橋本敏・大島昭彦

■15:05〜15:15 休憩(10分)

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発表内容

■15:15〜16:40
「生活排水の高効率分散処理システム」
フジクリ-ン工業株式会社(水環境研究所) 第二開発部長 鈴木 栄一

発生源からの汚濁物質対策として、下水道の整備が進められてきたが、敷設と維持費の負担から人口密度が比較的低い地域では、分散型排水処理装置(合併浄化槽)の普及が適切である。合併浄化槽の性能は下水道と同等まで向上してきているが、雑排水を垂れ流す高環境負荷の既設単独浄化槽(600万基)の合併浄化槽への置き換えは進んでいない。これを促進するためには、更なるコンパクト化、高性能化、省エネ化等の技術開発が必要である。また、近年、注目されている生ごみディスポーザ設置排水ではBOD、SS、油脂分の高濃度化、処理効率の悪化、汚泥発生量の増加などが課題となっている。その対策についても述べる。

■16:40〜16:50
 質疑・討論      司会:橋本 敏・大島 昭彦

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発表内容

■16:50〜16:55
 新産業創生研究センターの活動紹介
同センター コーディネーター 渡辺 敏郎


■16:55〜17:00
閉会挨拶・次回テーマについて
産学官連携推進委員会委員長 橋本 敏


■17:00〜18:30
 交流懇親会(大阪産業創造館16階レストラン)

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過去のオープンラボ
ラトリーのテーマ

大阪市立大学大学院工学研究科「オープン・ラボラトリー」の過去の開催内容などの詳細は こちら をご覧ください。


【最近のオープンラボラトリーの発表テーマ(開催済)】

(11)『明日を拓くロボットテクノロジー』
第25回:未踏工学分野-ミクロ・ロボティクス
第26回:ロボット用視覚システムの開発と3次元ディスプレイの実現
第27回:安全なロボットを実現する材料

(12)『より良い生活を支えるマテリアルの開拓』
第28回:環境に優しいマテリアル創製テクノロジー
第29回:エネルギーとバイオにおける次世代機能性材料
第30回:マテリアルの物性と計測の最前線

(13)『ナノ構造金属材料研究の最新報告』
第31回:ナノ構造金属材料研究の最新報告

(14)『都市環境新生に関するコア技術』
第32回:環境との調和のとれた都市内橋梁を目指して
第33回:都市環境のシミュレーションと計画

(15)『都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生』
第34回:都市のライフライン(老朽下水道管路)の更生

(16)『医療と製薬への工学的アプローチ』
第35回:医薬を進歩させるバイオ工学
第36回:医療と製薬への工学的アプローチ

(17)『エネルギー貯蔵・変換技術の研究最前線』
-脱化石燃料社会を目指して-

第37回:インサーション材料からなる12V“非鉛系”蓄電池
第38回:燃料電池の開発および各種燃料電池を用いたマイクロ・コージェネレーションシステム

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ご注意

※交流会に参加される方は必ず下記にチェックをしてください
※お申込みいただくお客様の情報は、共催の大阪市立大学担当者及び発表者にも共有させていただきますので、ご了承の上お申込みください

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注意事項

※注意事項※

    ●お申込はお一人様につき一件のみ承っています。
    お連れ様がいらっしゃる場合は別途ユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。下記アンケート回答欄に、お連れ様の出席希望をお書きになれらましても、申込受付はいたしかねます。ご了承ください。
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    ●報道関係者などの事前承認を受けた方を除き、当館が主催するセミナー・イベントの無断録音・撮影は禁止されています。

キャンセルについて

  • セミナーなどお席に限りがある催事について、ご欠席される場合は必ず前日までにキャンセル処理をしていただきますようお願いいたします。

個人情報の取り扱いについて

  • 諸般の事情により、このセミナー(イベント)をやむを得ず変更又は中止する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 中止や開催方法を変更する場合は、WEBサイトへの掲示およびお申込いただいた皆さまにはメールにてご連絡いたしますので、ご確認をお願いいたします。
  • 他のお客様の迷惑になると事務局が判断した場合は、ご参加いただけない、またはご退室いただく場合があります。
  • 申込状況や会場の都合により、受入定員を変更することがあります。
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