特許庁では、1990年(平成2年)12月に世界で初めてペーパーレスシステムが導入されており、特許・実用新案・意匠・商標に関する各種のオンライン手続が可能となっています。
当初は高額な専用システムが必要でしたが、1998年(平成10年)4月からは、市販のパソコンでオンライン手続が可能となりました。
現在でも郵送による書面手続は可能ですが、原則として電子化手数料【1,200円+700円×枚数】(2008年7月現在)が必要となります。電子化手数料は、財団法人工業所有権電子情報化センターから送付される払込用紙により納付することができます。
パソコン電子出願には、ISDN回線(電話回線)を利用した「パソコン出願」と、ADSLや光ファイバー等のインターネットを利用した「インターネット出願」とがあります。パソコン出願に対応した「パソコン出願ソフト」及びインターネット出願に対応した「インターネット出願ソフト」が、特許庁(独立行政法人工業所有権情報・研修館)から無償で提供されています。インターネット出願ソフトでは、電子現金納付の利用がより簡単です。
なお、2010年(平成22年)3月末にはISDN回線を利用したパソコン電子出願が廃止され、2010年(平成22年)4月からインターネットを利用したインターネット出願へ一本化される予定です(2008年7月現在)。
パソコン電子出願では、
a)オンライン出願(出願、中間手続、納付書等の申請書類の送信)、
b)オンライン発送(特許査定、拒絶理由通知書、拒絶査定等の特許庁からの発送書類の受信)、
c)オンライン請求(特許原簿、商標原簿等の閲覧、交付、優先権証明等の請求)、
d)オンライン閲覧(特許原簿、商標原簿等の閲覧)、及び、
e)オンライン補助(電子現金納付等)、
が可能です。 |